
50代も半ばになって、投資をもう一歩進めたいと思ったとき、僕が気になったのが「高速資産形成セミナー」という無料セミナーだった。ただ、名前を見ても正直、何が学べるのかピンとこなかった。無料と聞くと、かえって「中身は薄いんじゃないか」「結局なにを教わるんだろう」と身構えてしまったのだ。
同じように、高速資産形成セミナーで何が学べるのかが分からず、参加を迷っている人もいると思う。3年前に実際に参加した僕が、あのとき知りたかったことを、いまの視点で書いておきたい。
目次
「何が学べるのか」が分からず、参加を迷っていた3年前の僕
当時の僕は、NISAの積立は続けていたものの、「次に何をすればいいのか」が見えずにモヤモヤしていた。
そんなときに目に入ったのが高速資産形成セミナーだった。とはいえ、無料のオンラインセミナーというのは、申し込む前に中身が見えない。「2時間も何を話すんだろう」「途中で何かを強く勧誘されたりしないか」と、参加ボタンの前で何度か手が止まったのを覚えている。結局、無料ならダメでも失うものはないかと思い直して申し込んだ。
正直に言えば、当時の僕は投資の本を何冊か読んではいたものの、知識が断片的なままだった。NISAは続けていても「自分はこの先どこへ向かっているのか」という地図がなく、不安だけが積み上がっていた。だからこそ「高速資産形成セミナーで何が学べるのか」を、申し込む前にどうしても知っておきたかったのだと思う。
参加して見えた「学べること」の輪郭
ここから先は、僕が参加した3年前の記憶なので、いまは細部が変わっているかもしれない。その前提で読んでほしい。
セミナーはオンラインで完結する形式だった。前半は「お金の貯め方」、つまり支出をどう見直すかという話と、お金に対する考え方。後半が本題で、米国株のオプション取引というものの”概念”に触れていく流れだった。
意外だったのは、いきなり投資のテクニックから入らなかったことだ。まずは家計の中で何にいくら使っているかを棚卸しして、ムダを一つずつ減らす――そんな地味な話から始まった。50代にもなると「いまさら家計簿か」と思いかけたが、聞いているうちに、増やす前にまず土台を整えるという順番には妙に納得させられた。
オプションと聞くと難しそうだが、セミナーでは「株の保険のようなもの」というたとえで説明された。株が上がっても、横ばいでも、下がっても備えがある、という考え方だ。具体的な取引のやり方そのものは無料セミナーでは深入りしないが、「そういう世界があるのか」という輪郭はつかめた。武藤先生の著書『高速資産形成術』にも近い考え方が書かれているので、文字で確かめたい人はそちらも入りやすいと思う。
テクニックより先に、「お金への向き合い方」が変わった
正直に言うと、僕の心に一番残ったのは、投資テクニックの部分ではなかった。
むしろ刺さったのは、「誰からお金の話を聞いているか」という問いだった。お金の相談を、お金で成功していない相手にしていないか。考えてばかりで動かずに、できない理由を並べていないか――。耳が痛い話だったが、振り返れば僕自身、投資の話をいつも家族にだけ相談して、反対されては立ち止まっていた。テクニックを教わる前に、この「お金への向き合い方」を揺さぶられたことのほうが、50代の自分には大きかった。
参加前に知っておきたかった、正直な注意点
期待しすぎないために、正直なところも書いておく。
無料セミナーで触れられるのは、あくまで考え方と”概念”までだ。実際に自分の手で取引できるようになるには、その先の有料のマネースクールで学ぶ必要があった(僕も実際に受講し、あれから3年が経った)。料金の話はセミナーの中で説明されるので、ここでは触れない。
もう一つ。これはオンラインセミナー全般に言えることだが、ただ聞き流しているだけでは、ほとんど身につかない。僕も最初の頃は「へえ」と相槌を打って終わりにしかけた。手元にメモを取り、自分の家計や投資に当てはめながら聞いて、ようやく腑に落ちる感覚があった。受け身で参加すると、たぶん「いい話だったな」で終わってしまうと思う。
そして冒頭にも書いた通り、これは3年前の僕の記憶なので、いまは内容が更新されている可能性がある。最新の中身は公式サイトで確認してほしい。
3年前の自分に、いま声をかけるなら
もし参加ボタンの前で固まっていた3年前の自分に声をかけられるなら、「迷っている時間が一番もったいないよ」と言うと思う。無料セミナーは、参加してみれば”中身が見えない不安”そのものが解消される場所だった。合うか合わないかは、輪郭が見えてから決めればいい。
高速資産形成セミナーで何が学べるのか――答えは「お金の貯め方・考え方と、米国株オプションという選択肢の存在」だった。少なくとも僕にとっては、参加して損のない2時間だった。あとは、その輪郭を見たうえで、自分に必要かどうかをゆっくり考えればいいと思う。
※投資にはリスクが伴います。成果には個人差があります。本記事は個人の体験に基づくものであり、特定の投資手法を推奨するものではありません。最新のセミナー内容は公式サイトでご確認ください。